Overview

柏まちなかカレッジは、市民主催の市民による自立的なコミュニティカレッジ（ソーシャル系大学）です。 それは、まちの資源を引出す学び合うコミュニティ。 柏のまち全体が、キャンパス。柏のお店やストリートが、教室です。 自分の得意なことを発表する場、何か始めるきっかけ、まちの仲間作りに。 まち全体を学校と見立て、赤ちゃんから高齢者までが学び合う、いわゆる市民大学のようなコミュニティである「柏まちなかカレッジ」を2009年5月から運営。 10年間で、約200名が先生となり、約120ヶ所のお店などが教室となり、約400講座を開催し、のべ約4000人が参加した。地域の仲間作り、新しい教育の実践、自分の経験の発表の場として展開。その中から、地域を良くしていこうというプロジェクトが立ち上ったり、新たに起業する人も出た。 知識を伝達するだけではなく、コミュニティや居場所作り、多様な生き方の提示、市民による学問の場やまちづくりなど、経験から学ぶ。高齢者の生きがいはもちろんのこと、地域への愛着を深めること、多様な地域課題を浮き彫りにすること、課題解決の経験を通して学ぶこと、これから地域で活動する人材を発掘したり結んだりすること、といった地域資源を引き出す重要な学びであり、地域を創っていく学びを目指している。